効率的に勉強を進められず、試験日までに全ての範囲を一通り覚えることができなかったという経験がある人はいませんか。
勉強のペース配分を間違ってしまうことがこの原因に挙げられますので、綿密な計画を練って勉強を進めていくことをお勧めします。
またペース配分以外にも、勉強方法には充分に気を付ける必要があります。
曖昧な勉強の仕方をしてしまうと、それだけでは知識が身に付かず、不安になってまた同じ所を勉強しなおす必要が出てきます。
これは要するに二度手間になっているわけです。
1つずつとは言いませんが、勉強した部分を着実に覚えていくことはとても重要です。
勉強法を考える
勉強はただテキストを丸々暗記すれば良いというものではありません。
勉強とはすなわち「分からないことを理解する」ことなのですから、分からないことを丸々暗記したところで定着するわけがありません。
分からない部分を噛み砕いて理解を深める、これこそが効率的な勉強に必要なのです。
そのためには、教科書に書かれていることだけを鵜呑みにするような勉強の仕方をしてはなりません。
「こういうものなのだ」という覚え方ではなく、「なぜこういう答えになるのか」を自分なりに考えながら勉強をしていくようにしましょう。
保育士の資格で言うならば、特に法律や条例関係は覚えにくい分野だと思います。
法律などはインターネットで調べてみれば、噛み砕きやすいように分かりやすくまとめられているサイトなども多々ありますので、これらを参照しながら理解を深めていくと良いでしょう。
また、自分なりに例を考えてみるという勉強法もお勧めです。
どのような場合がこの法律に当てはまるかを考えることは、理解していなければできないことですので、逆に言えば例を自分で考えられるならば理解できているということです。
分からない部分を洗い出す
最も効率が良い勉強方法は人によって異なると思いますので、一概に言うことはできませんが、やはり、まずは王道の方法は試してみるべきです。
その方法とは「分からない部分を洗い出す」ということです。
一通りテキストを読んだら、次にテストをしていきます。
テストで正答できなかった部分は理解が不足している部分なわけですので、その辺りを再び重点的に勉強し直していくというわけです。
王道ではありますが、やはり他の勉強法と比較しても引けを取らないくらいには効率が良いです。
また、資格試験の場合には必ず出題の傾向があるものです。
毎年出題されているような問題は、資格を取得する者にとって必要最低限の知識なわけですから、次回の試験にも出題される可能性が非常に高いです。
出題傾向を調べるという意味でも、過去問題は必ず解いておくようにしましょう。